〈建設中〉北25条モデルについて
皆さんこんにちは。札幌支店の米本晋太朗です。
今回は、札幌支店で施工中の“北25条モデル”について書いていきたいと思います。
現在札幌支店では、なぎの家に標準採用されている “BAQOOLシステム” を更に世の中に広める為の新たなモデルハウスを建設しております。
今回のモデルハウスのコンセプトを “多雪寒冷地域における最適な構成と環境設計の融合” とし、新潟県の設計会社であるエスネルデザインさんに基本設計を依頼させていただきました。
他にも様々なメーカーの方々との試験施工も取り入れた、まさになぎの家とBAQOOLのフラッグシップモデルになるものにすべく取り組んでおります。
小難しいコンセプトになってますが、簡単に言うと“寒くて雪が降る札幌で光熱費をめちゃくちゃ抑えて、最高に快適なお家をつくる“ことを目指してます!笑
今回のコンセプトの中で重要なポイントは、 “寒くて雪が降る札幌” というところです。
昨年から急速に進む電気代をはじめとした光熱費の高騰に対して、一般的な地域では弊社でもほとんどの住宅に設置している太陽光発電システムなどにより光熱費を縮小することが可能ですが、
札幌のように寒い冬に最も光熱費が高くなる上、雪も降ってしまう地域では必要な時に太陽光発電が働いてくれず光熱費も結局高くなってしまうという、、
札幌で “年間の光熱費が合計15万円です!” と言うととても安く聞こえるのですが、 “冬の光熱費は3万円です!”と聞くとそれほどかなと思うのが一般的な反応だと思いますし、
春から秋にかけてどんなに光熱費を安くしても冬にかかる1か月あたりの光熱費の衝撃はそれだけ大きいのです。
なので、今回は今までなぎの家では取り組んだことのない熱源を用いて暖房を計画。
あらゆる状況を想定した温熱データも採取し、時代に応じて熱源を切り替えられるような提案を今後していけるようにすることも考えています。
このようなモデルハウス建設に至った背景には、今回旭化成建材さんにご縁をいただいて基本設計を依頼することができたエスネルデザインさんとの出会いがとても大きいです。
エスネルデザインさんのある新潟県には、地元の工務店や設計事務所の方々が集まった“住学”というコミュニティがあります。
この住学では、色んな想いを持って家づくりに取り組まれている方々が良い家づくりを求めて忌憚のない意見をぶつけ、時にはコミュニティ内でコラボレーションする。
といった化学反応も起きたりするとても素敵な集まりです。
(先日、弊社も所属する北海道ネオマリーダーズクラブの研修で新潟に訪問させていただきました。このお話も後日ブログにしたいと思います。)
私自身、 “良い家とは何か?” という問いに自分なりに考えているつもりでしたが、エスネルデザインの村松さんの持つ設計思想や家づくりへの想い、その人柄などはとても良い刺激になり、
更になぎの家を良いものにしてくれる出会いだと確信しています。
(エスネルデザインさんのHPは https://escnel.com/ こちらになりますので、是非ご覧いただきたいです。)
北25条モデルは近日中に完工予定なので、またブログでも発信していきます。
ご興味のある方がお気軽にお問い合わせください。