レジリエンス住宅 Resilience

災害時でも 普段と変わらず 暮らすために。

レジリエンス住宅とは、災害などに対する耐久力、対応力に優れ、非常時に自立してエネルギー供給ができる住宅のことです。

平常時はもちろん、非常時にもいつもと変わらず快適に生活できる高い性能が求められます。

なぎの家のレジリエンスは少ないエネルギーを最大限に活用できるため、停電時においてもコンセント1つから供給される1,500Wで普段と近い生活をおくることが可能です。

環境に適した設計によって実現する高い住宅性能が、
非常時においても最低限の設備での快適な暮らしを実現します。

非常時でも住環境を維持できるから実現する“在宅避難”

災害時、冷房も暖房もコンセント1つだけ。

なぎの家のレジリエンスは少ないエネルギーを最大限に活用できるため、停電時においてもコンセント1つから供給される1,500Wで普段と近い生活をおくることが可能です。

太陽光発電・屋外電源の場合

1500W以内で使える
電子機器の一例

  • エアコン(8畳用):125~1220W

  • 電気ストーブ:600~1200W

  • スマートフォン(充電時):6W

  • LED照明:30W

  • 冷蔵庫:150~500W

  • テレビ40型:120~200W

  • 無線ルーター/モデム機:6~12W

災害時(停電)を想定した実証実験

カーボンニュートラルという目的に際し、住宅部門において不可欠な“ZEH”というキーワードにレジリエンス性や性能面や設備面での恒久性を求め、換気と温熱環境を弊社、断熱や性能面では旭化成建材、レジリエンス性や居住環境は日東エルマテリアルが訴求し、それらを組み合わせることで一つの指針となる仕様を追求するため、2023年2月6日北海道釧路市にて、厳冬期による停電を想定したレジリエンス検証実験が行われました。

レジリエンス住宅画像

住宅性能

  • UA

    0.18 W/m²・k

  • C値

    0.20 cm²/m²

計測条件

  • 計測地

    北海道釧路市

  • 計測期間

    2023年2月6日〜2023年2月11日

  • 延床面積

    114.68㎡ (34.75坪)

  • 各階面積

    1F 69.14㎡ (20.87坪)
    2F 45.54㎡ (13.75坪)

  • エアコン

    寒冷地用200V/23畳用/8.5kW

  • 運転条件

    23〜24℃

実際の計測データ
(2023年2月8日の温度分布)

計測グラフデータ画像

最低最高気温

  • 最高外気温

    -1.6℃

  • 最低外気温

    -11.8℃

  • 最高室温

    22.7℃

  • 最低室温

    16.8℃

消費電力

  • 電気ストーブ

    800W

  • 照明器具

    30W

  • 冷蔵庫

    300W

  • 合計

    約1,200W

計測期間において最低気温
が-17.8℃を記録。
非常に厳しい寒さの中で非常用電源を用いた暖房運転で各室温測定を行なった結果、
800Wの電気ストーブ1台で、約35坪の2階建の住宅の室温を平均20℃以上に
保つことを確認する等、“在宅避難の為の住環境の維持”という本プロジェクトの
目標を十分に達成いたしました。

本プロジェクトの協力企業

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日東ロゴ